2003-12-01から1ヶ月間の記事一覧

いつも伝えたい言葉は 私の脇をするりとすり抜けて どこかへ行ってしまう。 伝えたい言葉 伝えるべきタイミング 今しかできないことって何だろう? 今、この瞬間は二度と経験できないのに 「いつか」という言葉は残酷だ。 果たせなかった約束は、 残された者…

「…いろんなことがあって、何度も底まで沈み込む。 何度も苦しみ何度でもカムバックする。 負けはしない。 力は抜かない。」 (「キッチン」吉本ばなな )

たとえば。1を言って10わかってもらえる場合とか、 1を言っても0.5もわかってもらえない場合とか、 1を言ったら2〜4をとばして5だけわかってもらえる場合とか、 いろんな場合があるけれど、 1も言わずに10わかっちゃうことだってあったりして…

人の縁「えにし」とは不思議なものだな、と思う。 目の前の「あなた」を、赤の他人とは思えなくなった時から 私とあなたの関係は始まる。 そこには私の意志よりももっと大きな誰かの意思があるのではないかと思う。私と「あなた」はなぜ出会ったのか。 そん…

今朝。起きて顔を洗い、服を着替えようとクローゼットを開けたところで 突然腹痛に襲われた。 お腹のなかで何かがねじれてぎゅーぎゅーなっているような痛みだった。 最初は気のせいだと思おうとしていたのだが、 そのうちどうにもならなくなり、布団の上に…

あなたに会える明日を 心待ちにして 部屋の灯りを消そう。 次に目覚める時は、 きっとまた私の知らないあなたが 待っている。

体の調子がいまいちだと、 心の調子もいまいちだ。 体と心は連動している。どちらも私のもの。 私を形づくるのは私ばかりではない。 私をとりまく全てのモノ、ヒトが私を形づくる。 私がしたコト、言ったコトが 形を変えて他人に伝わり、 それがまた形を変え…

「結婚」にまつわる幸せ(そうな)話を聞くのは苦手だ。 家族が決して安住の関係であるばかりではないこと、 人は時とともに変わり得ること、 それを知っている私には「結婚」などできそうもない。 守れない約束を無邪気に交わすほど私は器用ではない。 今が…

「葬式なんぞ出して下さいますな ……私の死骸は品川沖の海へざんぶりと捨てて下されば沢山でございます ……ざんぶりと」(「女坂」円地文子 )

他のものは何もいらない、と あなただけを選んできたはずなのに いつの間にか あなただけは選ばない そんな生き方をしていた愛に溺れて 縋りついたその藁さえも 愛の欠片だった救いようのないすれ違い 消えない傷だけが私を正気にさせるどうしても埋まらない…