今日のエントリ

 が,多いのはなかなか眠れず,かといって論文もちっとも進まないからです。明日朝から仕事なのに……大丈夫か?私。
 いざ一人になってみると,自分のペースが乱されなくて清々しい反面,人恋しくて仕方がなかったりもするのです。そういうことも分かっていてお別れしたのですから,この寂寥感は引き受けなくてはなりません。そういう意味では,そんなこともわからずに一時の感情でそんなことを言い出したわけではなく,そういうことを覚悟した上ででもやっぱり無理だろうと判断した上でのことだったのです。
 一度しぼんでしまった愛情の花を咲かせるのは大変な労苦が必要なことであって,しぼませてしまった一端は私も担っているとしても,二度とは元のように咲く可能性の少ない花を一生抱えているのは私にはできないと思ったのです。花は咲いたらいつかは枯れるのかもしれませんが,それでも今すでに枯れてしまった花を抱き続けていくことや,いつか花が落ちたあとに実が実ることに希望を抱き続けていくことは私には難しいのです。そのようなことができる人ももちろんいるのでしょうが……結婚生活を続けていくことが,たとえ花が枯れようともそれを抱き続けて生きていくようなものだとしても,すでに花が枯れてしまったのにそれをこれからも抱き続けていこうと決心することはまだ今の私にはできないということなのです。それを私の見通しの甘さやわがままや自分勝手として非難されたとしても,それはどうにもならないのです。