なんでこんな絶妙な時に電話かけてくるかな?
わたしが生きようが死のうがあなたには関係ないじゃない。
わたしがまだ揺らいでいる時には
いつでもほったらかしのくせに。
気の利かないセリフでわたしを失望させるだけなのに。
こころが決まったこの時に、
わたしを揺さぶらないで。


なんでこんな時に電話の一本も寄越さないのかな?
わたしが生きようが死のうがあなたには関係ないのかな?
わたしがまだ揺らいでる時に
あなたにそばにいてほしいのに。
ただ黙っていてほしいだけなのに。
気の利いたセリフも何もいらないのに。
わたしの揺らぎを、このまま突き進もうとしている
わたしの足を止めてほしいのに。


救いを望んでいるのかもしれない。
でも何から救ってほしいのかわからない。
何に苦しんでいるのかさえ、わからない。
助けてほしいのかさえ、わからなくなる。
あなたの厳しさも優しさもわかってる。
あなただけじゃない。
わたしを愛してくれている人たちはたくさんいるのに。
やさしさもたくさんもらっているのに。
やさしくされているのに、
どうにもならないこの気持ちは何?
やさしさだけじゃどうにもならない、というの?
愛だけでは足らない、というの?
心が飽くまで、わたしはなにを求めているの?