自衛隊のイラク派遣

ソースはこちらhttp://www.shugiin.go.jp/itdb_shitsumon.nsf/html/shitsumon/b168182.htm
2007年10月末までの数字で、
テロ対策特措法又はイラク特措法に基づき派遣された自衛隊員のうち在職中に死亡した人数=35人。
・そのうち死因が自殺の人数=16人。

ちなみに同じ2007年の警察庁の統計によると、
・2007年の日本の人口=約130,000,000人。
・そのうち死因が自殺の人数=33,093人。

単純に比較すると、
・16/35≒45.7%
・330,93/130,000,000≒0.03%

[追記]
と、ここまで書いたところでコメントくれたjunkysmileさん、ありがとう。
確かに比較にならない。。。うぅ、恥ずかしい。

私はこの数字をぱっと見たときに「うわ、多っっ!」と感じたのだけれど、その感覚が妥当なものかどうかの検証はまた体調が回復してから検討してみようと思います。(また熱出した…最近、ひ弱すぎな自分)
それとは別に、こういうやりとりが国会という場でなされていたということに少し感動したというのもあります。この質問をした照屋寛徳さんという人はwikipediaによれば、沖縄出身の弁護士で、現在は社民党国会対策委員長をしている衆議院議員さんのようです。著書も出されているようなので今度読んでみたいと思っています。

ところで、最近基地問題に関連して「大阪移設」なんてのも話題に上がったりしているようですが、私はやってみたらいいと思う。もちろん、沖縄だろうが大阪だろうが、どこにも基地なんていらないんだけど、実際大阪に基地ができたりしたら、日本の中からたくさんそういう声があがるでしょう。沖縄に基地がある限り、結局多くの人は自分の問題って思えないままだと思う。原発も同じ。必要悪だっていうなら、都会のど真ん中に作ってみろって思う。作れないに決まってるから。いや、でも実際できてしばらく経ってしまえば結局その現状に慣れてしまって案外と何も起こらないかもしれない。
基地問題の話が出るたび、私はよく高校時代のことを思い出します。彼氏とよくデートしていた公園が、座間キャンプや厚木飛行場に近かったせいで、飛行機が飛ぶたびに会話は全く聞こえないほどの爆音が凄かったこと、その近くの学校は爆音のせいで窓を開けられないために冷房完備だと聞いたときの複雑な気持ち、基地近くに住むクラスメイトが明らかに基地の人だと分かる人に車に連れ込まれそうになって必死に逃げ出した話を聞いた時のこと、大好きだったアメリカ人の先生の連れ合いが医者だと聞いて素敵だなと思ったのに軍医だと聞いてなんだかがっかりしたこと、弟の少年野球の試合が米軍の施設で行われたときのこと…etc。でも、たぶん同じ横浜や神奈川に住んでいてもそういうことをまったく見聞きすることのないまま今に至る人も多いと思う。そう考えると、沖縄については何をか況やという気がするのです。