「最先端」とか言ってる企業に限って、体質は化石的だったりするよね。

↑こんなことを書いていたら、↓こんなことを書いている人がいました。

2010-04-07

日本企業がグローバル企業に脱皮できない理由は語学力ではなく、「自分達とちょっとでも違う者は意思決定グループメンバーには入れたくない」というその偏狭さにある。

日本企業はよく、“自分が主人、外人は使用人”という形の現地採用をやっているが、“使用人になりたいと思う優秀な人”は世の中にいない。

また、せっかく外国籍社員を雇っても彼らの価値感は一切受け入れず、日本的年功序列や賃金カープを押しつけ「いやならでていけ」とか「郷にいれば俺たちのルールに従え」とか言ってるあほらしさが、わかってるのだろうか。「自分達と同化する気がないなら、仲間には入れない!」という宣言は、まさに「多様性の拒絶」に他ならない。

結局のところ、多様性を受け入れるのは、彼等のためではなく自分のためであり、そのために努力する必要があるのは自分の方なのだということが理解できていない。多様性を受け入れる理由は人権問題でもボランディアでもない。それは成長のために必要不可欠な戦略なのだ。

こちらはビジネスでの話ですが……。日本社会がやっていることは「多様性の拒絶」に他ならず、それって結局自分が損してない?と思うわけです。まあ、ほんとは損とか得とかそういうことだけの話ではないと思うんだけど。