お水でご飯をとぐのが辛い季節になってきたなぁ。
実家を出てこのかたそれが嫌だというだけで無洗米ばかりを食べてきたけれど,最近は相方の実家で作っているお米をわけてもらっているので,頑張ってといでます。お米の他にもたまねぎとかじゃがいもとか色々送っていただくのだが,どれもとても美味しい。梨は最高でした……梨狩りまでさせていただいてしまったし。

ところで,ゆうべ相方がいつぞやのぷっスマを垂れ流しにしていたのだが,その中でやっていた「あいまい記憶王選手権」*1を見ていて,昔話をどれだけ知っているかということは,出身階層をある程度あらわしているのではないかとふと思った。本当に「ふと」思っただけなので,何でそんなことを思ったのかとずっと考えていたのだが……
説明がつきそうなのは,どれだけ昔話を知っているかということが文化資本と関係している仮説。考えてみれば昔話を知る機会は,絵本を読んでもらうとか読まされるとかそういうことと多分に関係しているわけで。しかも,今の今まで覚えているということは,それが繰り返し行なわれて相当の刷り込みがされているはず。ということは,読み聞かせの習慣を親がつけていたとか,絵本などが豊富に与えられていた,そしてそれを読むような習慣がつけられていたということが考えられる。
それはまさに文化資本というべきものであって,SSMの財産項目に百科事典があることもそれをあらしているわけで。人はいろいろなところで,その育ってきた環境を推測させるような行動をとっているのではないだろうか。それがいわゆる「育ち」というやつで,良い悪いではなく,「ふるまい」って怖いなぁと思った。

それにしても,最近相方とそんな話ばかりしている気がする。階層研究者の弟子2人の宿命?

*1:昔話とか有名な漫画のあらすじをどれだけ正確に覚えているかと競うもの