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私にとって大事な友人、と呼べる人たちには男性が多い。
親友、戦友、腐れ縁…いろいろですが。
なぜなのかはわからない。
男が好き、というわけではない。ただたまたま彼らが男性だったわけで。というよりも、女性らしい人が苦手なのかもしれない。なんとなく。

そんな中でも、珍しく「女の子」らしいのにすごく大切な友人がいる。
大学のサークルで出会った友人だけれども、いろいろな事情で彼女と一緒に活動した時間は半年にも満たない。
それなのに、彼女の存在は私にとって本当に大切で。
出会ってからのこの3年間、お互いにいろいろな辛いことがあって（それは本当に辛いことがたくさんあったので、そのネタだけで何本もドラマが書けてしまいそうだね、と話したこともあるぐらい）お互いに励ましあいながら、乗り越えてきた。
辛いことを乗り越える力は、最終的には自分の力だと思う。
それでも、周りにいる人たちの温かい存在がその力を出させてくれたんだと思う。彼女は彼女にしかできないやり方で、私を支えて力をくれた。たぶん、お互いにそう思っている。そんな関係が嬉しい。

そんな彼女のお腹には今6ヶ月になる赤ちゃんがいる。
マタニティブルーとマリッジブルーと遠距離恋愛（単身赴任？）でいっぱいいっぱいな彼女とさっき電話をしていて、少しは彼女にとって元気をあげられたかなと考えている。私にできることだって、そんなにたいしたことじゃないかもしれないけれど、そんなたいしたことないことでも、少しでも彼女の力になれるのならこんなに嬉しいことはない。そんな存在になれることを嬉しく思う。

大丈夫、きっとあなたは素敵なママになれると思う。
変わることも変えることも一朝一夕では叶わないけれど、
あなたはそうやってもがきながらも前に向かっていける人だから。
こんなにも私に力を与えてくれる人だから。
私がママになる時には、先輩として助けてね（笑）
これから生まれてくる赤ちゃんには、そんな素敵なママの許に生まれてこれたことを幸せに感じて欲しいと思うよ☆

閑話休題。
この春結婚した別の友達も、新しい命が宿ったらしい。
まったくオメデタ続きで財布が寂しくなる一方だ（笑）
私もいつか素敵なママになれるかな？

• 涙の数だけ

強くなれる、というのは本当かもしれない。

「泣く」ことによって何かを昇華させる。
「泣く」という行為にはそれだけの効果があるし、その分、気力も体力も必要とする。
涙を流す内なるパワーと涙を流させる外からのパワーと涙を流して得られるパワーと。
素敵なトライアングル。

泣くことは全然恥ずかしいことじゃない。
泣くことが戦略になってしまったらウザイけど。

あなたが今日流した涙を見て、
それだけあなたが思い悩んでいたことを改めて実感しました。
頭の中では分かっていたつもりだったけど…
でも実際のところは分かってあげられてなかったのかな、と思う。
そしてあなたに涙を流させたものの存在の大きさをも感じました。すごい、と思った。
同時に、私がその役を担えなかったことを残念に思います。私にそれだけの力量がなかったってことなのかなと思うから。

あなたが涙を流しながら、私のことをそんな風に認めててくれたことを話すのを聞いて、私まで泣きそうな気分になりました。
私もあなたのことを応援しています。
私には何もできないけれど、あなたの思いがたくさんの人に伝わったらいいなと思っています。

これからも一緒に歩んでいきましょう。
涙の数だけ強くなれる、そんなあなたが好きだから。