朝ドラのタベミカコがだんだん可愛く見えてきた件について

「瞳」「だんだん」と不発弾が続いた後の今期。舞台となっている川越に馴染みはないし、ヒロインもようわからんし…と言いつつ、観始めたら結構面白いです、「つばさ」。重いテーマを中途半端に扱って沈没した「瞳」「だんだん」に比べて、展開のはちゃめちゃぶりが朝のテンションにはちょうどいいぐらい。あと、脇役がいい味出してます。大体、NHKのドラマは脇役にベテランを起用することで主人公が微妙な新人でも上手く見せてしまうのですが、前作・前々作はおそらく脚本のせいで脇役が全然つまらんかったのが痛かった。(私としては「だんだん」Mr.オクレはちょっと良かってんけど)今回はベテランがベテランらしく脇を固めているのが素晴らしい。ヒロインの両親役の中村梅雀高畑淳子が私としては一番のお気に入り。ラジオの精?でストーリーテラーイッセー尾形や、写真だけの(なのにいろんな表情で出てくる)小松政夫もなかなかいい味出してます。中村梅雀佐戸井けん太金田明夫の親父トリオもいい。あと、親父トリオ行きつけ(最近はヒロインも行きつけ)の小料理屋のおかみの井上和香がエロい!(この小料理屋の作りが、「芋たこなんきん」のたこよしに酷似しているのが笑える)
何といっても、ヒロイン役のタベミカコが最初全然かわいく見えなくて、今回もまた微妙やなぁと思っていたのだが、本人の魅力もあるだろうが、役のキャラクターもあいまって段々可愛く見えてきたのが不思議です。なんだか応援したくなるというか、友達に1人欲しくなるというか。

ところで、朝ドラのヒロインの相手役が揃いも揃ってイケてないのはわざとなのだろうか…?たいがい、イモい・寒い・痛いと三拍子揃っている。これさえなければなぁといつも思うのですが、相手役の男の人の人気が出すぎるとヒロインが霞むからなのかしら。不思議です。