本の収納どうしてますか?

私の部屋に何度も来たことのある友人は気付いていると思うが、私は模様替えが好きです。もはや趣味といっても差し支えないほど。模様替えもそうだし、インテリアというほど立派なもんでもないけれど、いかに居心地のよい空間を作るかということに時間と手間隙をかけるのが好きなのです。
モノ、特に家具とか家電の買い方もいろいろと失敗しましたが、今ではそれなりに知恵もつき、失敗も少なくなりました。そんな私が最近一番悩むのが本の収納。「本は買わない」という人も多いですが、夫は商売柄「借りる」だけでは済まされないことが多く、私も好きな本は手元に置いておきたいタイプ。今ざっと数えただけでも2,000冊以上ある…もちろん、ハードカバーだけでなく漫画や小説や新書もいれてですが。

これだけの本を、もちろんケースにいれてしまいこんだりせず、収納するのにはどうしたらいいか?色々と研究してみるものの、いまだ根本的な解決には至っていません。いろんな人に本の収納どうしてる?と聞き込むのですが、よい方法も見つからないまま、この夏休みの間にもうちょいどうにかしよう、と決意し今回試したのがカラーボックスの利用です。
実は今までカラーボックスってあまり好きではなく…というのも、あの安っぽさと中途半端な奥行き(本を2列に並べてしまうと奥の本が取り出しにくいのでしたくない、が1列にしておくにはもったいないという長さ)が嫌だったのですが、ほとんどの本は夫がバンバンたばこを吸う書斎に置くことを考えると、「よい」本棚はもったいない。なおかつ、今後も住まいを転々とするであろうことを考えるとバラしたら普通自動車に積める大きさになることは譲れない条件です。当然、資金も潤沢ではない。
で、結局今回3段カラーボックスを3つ購入し、縦置きで3本並べることにしました。しめて3,000円弱。で、この上にホワイトボード(幅120cm)を載せるとちょうどいい感じです。(なぜ一般家庭にそんなものが存在するかは横に置いておくとして)カラーボックスの利点はこの安さと、そして基本的のどこのカラーボックスも規格が同じということなので、間取りが変わったらまたそのときにいろいろと組み合わせで使いまわせるということ。なかなかの出来にちょっぴり満足です。(ベストではないと思っているけれど)

しかし、これだけの本につぎこんだ金額を考えるとクラクラします。私は古い本にうかつに触れると蕁麻疹が出るので基本的には新しい本を買いますが、夫が研究で必要な文献などはすでに絶版の本なども多くて、古本も結構多い。そして、そういう本って意外と高かったりする…いつかこの本たちが実になることを願いつつ、これからも本に稼いだお金をつぎ込んでゆくのだろうなぁと思ったりするのでした。