9月くらいに,昔の彼氏に「自分が特別な人間だと思うのいい加減にやめなよ」って言われてメッサ腹立ったことを何でか思い出した。前にも同じようなことを言われたけど,別にそんなこと思ってないっつーの。わかってもらえないのは悲しいけれど,わかってるように勘違いされるのは,それはそれで腹が立つ。
クリスマスの季節がまたやってきて,聖歌隊やってた私にはいろいろな思い出がよみがえる。指揮者としてやってた頃はそれはもういろんな感情が渦巻く季節だったけれど,今後輩が同じような葛藤のなかにあるようで,何もしてあげられない自分が歯がゆい。私はプチっと切れて,そのせいで何人かの後輩には迷惑をかけて,そのことは今でも申し訳なかったなと思ってる。一方で,私が切れたというその行動に関して,何人かの後輩以外には何のリアクションもなかったことについては,今でも何だかなぁという思いがくすぶっていたりもする。まぁ,その一番の原因は,その時付き合っていた彼氏が,一番身近で私を見ていたにも関わらず,その私の行動を責めることしかしなかったってことだと思うけれど。
根本的な感覚の違いというものをその時から感じていたのに,そのままずるずる2年も付き合ってしまったのは,好きだからずっと一緒にいられるというものではない,ということを認めたくなかったんかもしれない。大好きやなぁと思う人であって,その人からどんなに好意をもたれていても,その人の感覚や価値観からくる言動が自分を消耗させることがあるってこと。もちろん消耗させるばかりじゃないんだけど,消耗させる方の割合が大きくなってしまったら,どんなに好きでも付き合い続けるのは難しい。好きだから一緒にいたいのに,一緒にいると消耗してしまう。別れた頃には私のいろんな感覚はすっかり磨耗していて,その後それが少しずつ直っていく過程で,ようやく消耗していたことに気付いた。大好きやったから,自分の感覚をごまかしてでも,一緒にいたかったんやなぁ。
なんか修論がぜんぜん進まなくて,書けなくて,めっちゃイライラして,わりと常に気が立ってるので,腹立つこととか腹立ったことばっかり思い出す。いったん腹が立ち始めると止まらなくて,最近の標的は前の彼氏がほとんどで,とは言っても全然会ってないから何か直接してるわけじゃないんだけど,付き合ってた頃のことをふと思い出してはムカムカしたりしてる。別に彼が悪いわけじゃない。ただ,合わなかっただけ,そう思いたいけれど……。私,やっぱり性格悪いんかなぁ。傷ついていたのは私だけじゃないはずやのにねぇ。