そうなの理由なんかないの本当は

ちょっと長くなるけど一条あや乃サンとこから引用。

だから相手がこれこれこうだから別れようって言ったら、どんなに私に反論があっても向こうが別れようって思ったらしょうがない。思ったことも言いたいことも全部飲み込んで飲み込んで飲み込んでそうですねスイマセン今までありがとうございましたって言うしかない。どっちかが別れようって思ったらもう終わりなんだもん理由に納得できなくても理由なんかじゃないんだもん終わりは終わりなんだもん。例えば何か別れる理由があって、じゃあその問題が解決できれば付き合い続けていけるのかて言ったらそうじゃないのよ。別れようって思った時点で終わっているのよ理由の如何を問わず。だから言いたいことはいっぱいあってもそうかそうだねうんサヨウナラって言うしかないよ言われた方は。

無責任と言われるかもしれないけど、何かを好きになるのに特別な理由がないのとおんなじで、別れようと思うのにも特別な理由はない。いや、理由をあげつらっていったらいくらでもあげられる。説明しようと思ったらいくらでも説明できるけど、そんなものにキリはないし、意味もあんまりない。だってもう別れたいんだもの。そう思っちゃったらもうその思いを覆せることってそんなにない。
だから、復活愛とかって本当に復活ってこともあるのかもしれないけど、でもたいがいは何かのかげんで別れようと本気で思ってもいないのに別れちゃったとかそんなんだったんじゃないかな。
別れようと思うのと嫌いになるのとは別だと思うから、好きでもしんどかったり、自分がダメになるとか思ったら別れようと思う。好きだとなかなかそこまで思い切れないから余計にしんどかったりもするのだけれど。好きだから、別れようとは本当は思いたくないけれど、いろんなことが積もりに積もって別れようと思うにいたる。好きだから、本当は別れたくなくて、そういうことわかってほしくて、何とかしたくて、いろいろ理由を説明してしまいそうになる。意味ないのにね。

私がこんなことをぐだぐだと考えるのは、今でもときどき別れの原因は私にあったんじゃないかと自己嫌悪にはまってしまうからだ。私がもっと彼のことを考えていて、そしてもっとできた人間ならいろんなことを許したり、受け流したり、うまいことできたんじゃないかって思ってしまうからだ。そしてそんな風に考えはじめては、やっぱり私は悪くないと思ったり、いやなるようになったんだって思ったりする。
とりあえずあんなふうにはもうなりたくないから、今度はもっと大切な人のことを大事にしたいって思って、がんばったりがんばらなかったり。がんばらないでも好きでいられて、好きでいてくれるような関係になりたいって思う。