外を歩いていると、周りの世界がすべてノイズになってやってくるような気がする。聞こえてくる会話とか、電車の吊り広告とか、本屋の店先の新刊本の山とか、ちょっとしたことのすべてが。

こうなるともう、外に出るのが億劫でしょうがなくなる。神経症的だとは思うけど、どうしても出かけなきゃいけないときは何とか外に出る。今は冬だから「寒いから外に出たくない」という言い訳が通用することがないこともないけど。